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調光レンズ

皆様おはようございます

昨晩はあいにくの雨でしたが、今日は気持ち良く晴れそうですね! 金曜日まで目一杯仕事したので、土日は目一杯はね伸ばして!また来週良い仕事が出来るよう鋭気を養いましょう!!

さて本日は調光レンズについてです。

調光レンズとは、周囲の紫外線量により自らが濃度を変えて光の量を調整するレンズです。 レンズ素材にハロゲン化銀を混ぜ、紫外線によるハロゲンと銀の可逆的結合で着色、退色する、というもの。 「一本でメガネとサングラスの二役」との触れ込みもありましたが、今は余り使われてないようです。 理由は、紫外線の量で勝手に色の濃度が変わるため、自分の都合で調整できないから。 我々日本人は人と会うときサングラスを掛けたままだと失礼に当たるとされており、セールスマンや外回りの営業職などにも不向きです。 また、着色時間(30秒程度)に比べて退色時間が非常に長い(30分から1時間) なので今では常用メガネとしてではなく、サングラスのバリエーションとして使われているようです。 車の運転中、急にトンネルに入ると暗くて危ない?、と指摘されますが、実は今の乗用車はほとんどUVカットのフロントガラスを使っていますので、車の中ではさほど濃くならないようです。 とはいえ、車外に出た際に一旦濃くなってしまった場合には、車中に戻ってもなかなか濃度が下がりませんので注意が必要です。

調光レンズには実は寿命があります。概ね2年も経過すると、調光性能はかなり弱くなるようです。 また、一度使用したレンズと未使用のレンズとでは、色の変わる速度や色味が異なるため、片玉交換は出来ないのが普通です。

アイウェア商品開発の際に参考になれば幸いです。

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